ブレンドするお米のご紹介

ブレンドに使用するお米は東北6県の中から選りすぐりのものだけを使用します。
店主が自ら田んぼを見、生産者さんとお話をして納得のいくものを毎年選びます。

産 地: 北上市飯豊地区
生産者: 八重樫哲哉

ミルキークィーン

岩手県北上市飯豊地区。飯(めし)が豊(ゆた)かとかいて飯豊(いいとよ)と読みます。
そんな飯豊でお米を生産しているのが八重樫哲哉さん。
八重樫さんは店主と一緒に岩手県の農業を盛り上げることを目的として活動しているNPO団体の代表理事でもあります。

先祖代々続く土地を数年前までは「とりあえず守る」程度の気持ちで田んぼを維持してきた八重樫さん。
ふとしたきっかけ(国際食味コンクール)に参加してみませんか?とお誘いしたところ、 お米作りにどっぷりのめり込むことに。
熊本県菊池市で開催された国際食味コンクールで金賞を取り、岩手県でも美味しいお米ができることを証明してくれました。
その後もいくつものコンクール、コンテストに入賞しています。

八重樫さんの生産管理はとても独特。見事なまでの飴と鞭の使い分けをされています。
時には優しすぎるほどお米を甘やかし、時には我が子を崖からつき落として這い上がってくるのを待つ親ライオンのような育て方。
1年の中でそれぞれの管理方法が必要なタイミングを絶妙に見極め、完璧に実践しています。 八重樫さんのお米の最大の特徴は「のどごし」です。この表現をビール以外で使ったのはこのお米が初めてでした。
のどで旨みを感じられる八重樫さんのお米は炊飯後、冷めた後、どちらも粒感が変わりません。
口の中で「あー、お米を食べてる~」と感じさせてくれ、飲み込む時に「美味い」と心底思わせてくれるお米です。

産 地: 北上市口内町
生産者: 菅野俊さん

銀河のしずく

北上市口内町(くちないちょう)で400年続く農家、菅野俊さん・良作さん親子。子の俊さんもお米農家歴はや11年。
10代目として菅野家のお米づくりを今年から正式に引き継がれました。

口内町は古くからお米作りに最適な場所として名を馳せた知る人ぞ知る名産地。
その昔、最高評価「金札」を長年獲得しており、後に全国に広がっていった金札米(きんさつまい)の発祥の地なのです。
50数年ほど前から一級河川「猿が石川」の水を水田の為だけに貯水する田瀬ダムが作られ、名水が安定して注ぎ込まれ、水田に潤いを与えてくれています。

そんな恵まれた水源に甘えることなく、「土」にかける並々ならないこだわりを持ち、
長年、自家製の動物性堆肥でお米を育て続けていらっしゃる菅野さん親子。
動物性堆肥の特徴はずばり段違いの甘さ。甘さの裏にほのかなほろ苦い味わいを感じさせてくれる奥深い味。
それも菅野さんのお米の大きな特徴です。
口に入った時の香りと一噛みめの甘さが食欲をそそる美味しいお米を今年も届けてくださいました。

産 地: 北上市稲瀬地区
生産者: 高橋光さん

金色の風

父親から生産に関わるすべてのこと一手に引継ぎ、今年が2年目。
先代の「自分の作った米は自分のお米が良いと言ってくれる人に届けたい」その思いと耕作方法もしっかりと引き継がれました。

米ぬかの再利用、農薬の制限、肥料の制限を自分なりに工夫されているのは、お米づくりと畑作を両立している農家さんならではの引き出しの多さの賜物です。
「田んぼ1枚からお米を取り過ぎない」生産管理を心がけ、「ひと様が食べるお米だからこそ、美味しさに妥協することなく、本当に喜んでもらえるお米を作りたい」
その一心で育てた高橋家の金色の風は格別です。
味の特徴は旨みの強さ。ご飯自体に旨みがあるので薄口のおかずにもぴったりです。

産地: 陸前高田市
生産者: たかたのゆめブランド研究会

たかたのゆめ

2011年3月11日、東日本大震災。
陸前高田市では市内外のほとんどが水で流され、元々少なかった水稲農家の被害は甚大なものでした。
そのような中で復興の願いを込めて作付けが始まったお米がこの「たかたのゆめ」です。

たかたのゆめは7月以降の寒暖差が大きい環境で稲を育てることにより、味にしまりがあり、
1粒1粒の存在を口の中で確認できるほど、しっかりとしたお米です。
市内でも特に海側では被災した田んぼを作物が育つ環境まで整え、水稲(すいとう)を続けていらっしゃいます。
ひとめぼれとは違いくちほどけが良く、おかずを生かす名脇役なお米です。

Subscription

ブレンド米のご注文はこちら

あなたの好みに合わせてブレンドしたお米を
心を込めて毎月お届け

定期便お申し込みフォームへ